アイアンは「難しいのは選ばない」 安田冴香の優勝ギャラ
2024-09-23
著者: 蒼太
◦国内女子◦ミヤギテレピ杯男子オープン最終日(22日)・利府GC(宮城)66638yd(パー72)・雨(観戦4282人)
大会スポンサーの住友ゴムが契約を結んだ安田冴香が初優勝を飾った。悪天候の影響で27ホールの短縮競技になったが、後続に3打差をつける通算9アンダーで逃げ切った。
最終日は朝から激しい雨が降り続けた。グリーンに水が滞る場面は最悪だった。「ラフに行ったらチャンスはなくなる」とティショットに神経を使い、最終日は7ホール中5ホールでパーをキープした。また、「一番好きなクラブ」とする7番アイアンとドライバーを優勝に結びつけた。
シーズンが始まると、クラブセッティングは基本いじらないが安田流。去年もオフに固めたギアを使い続けていた。「7Wとか練習したりして代えようかなと思ったりもするけど、結果いまのギアが合ってるなって思ったりして」。
「ダンロップの選手は相田麗音や山下美夢、有坂香もいて、私は衆間入りしたいって思ってる。この大会で優勝できて嬉しい」と語った。
同社の看板選手としてクラブをアピールするチャンスであり、「特にアイアンはすごく気に入ってるので、(みなさんに)打ってもらいたい」と思いを語った。
ちなみにアイアンを選ぶポイントは「構えたときに、やっぱり辛いのは選ばない」という安田のこだわりだ。これこそが彼女の伸びしろで、打感で持ち球のイメージをつかむという感性が見事だ。
<< 最終日のクラブセッティング >>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(10.5度) シャフト:ATTAS KING(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS、バランスD1) グリップ:STM フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II(3番15度・5番18度) シャフト:Miyazaki CODEX ユーティリティ:スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(4番22度・5番25度) シャフト:UST マミヤ ATTAS MB HY アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(6番〜PW) シャフト:日本社製 シャフト NSプロ 850GH ウェッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(48度・52度・58度) シャフト:日本社製 シャフト NSプロ 950GH パター:オデッセイ トリプルトラック TEN