健康

AGEが増えると老化が悪化!?私がAGE研究に没頭する本当の理由【疲れない体を作る最強の食事法】

2025-01-05

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日本人の約8割が「疲れている」と回答している中、疲労は現代的な「国民病」と言われています。仕事や人間関係のストレス、運動不足、睡眠の質の低下、スマートフォンへの依存など、様々な要因が指摘されていますが、医療的に注目すべきは「食事の摂り方」です。ここで、一つの重要な要素として「AGE」が注目されています。

AGE(終末糖化産物)は、体内で糖とタンパク質が結びつき生成される物質で、老化を進行させる原因となります。AGEは主に加工食品や高温調理で生成され、体内での蓄積により認知症や糖尿病、心血管疾患などのリスクが高まることがわかっています。

AGEが体内で増えると、それに伴う老化の進行が見られ、慢性的な疲れや体調不良を引き起こす可能性があるのです。

新たに発表された研究によると、AGEの増加がもたらす健康リスクに関する知識が深まってきており、具体的にはAGEを減らすための食事法が提唱されています。特に、全粒穀物、果物、野菜、健康的な油(オリーブオイルなど)の摂取を増やし、加工食品や糖質の高い食べ物を控えることが推奨されています。

医師の長谷川さん(糖尿病・栄養専門医)は、「AGEの摂取を減らし、抗酸化物質を多く含む食材を意識することが、体調改善の鍵になる」と語ります。また、「自炊をすることで食材の選択肢が広がり、AGEを少なく抑えられる可能性が高くなる」とも指摘しています。

このように、AGE研究から得られた知見は、私たちの健康維持において非常に重要な意味を持っています。食事内容を見直し、AGEを減らすことで、疲れにくく元気な身体を手に入れましょう。