エンターテインメント

33年ぶりに新刊が出た「わかばさんのあかしりーず」でスイートポテトを作ってみたら…なぜか汗が出た

2024-09-19

著者:

現在、アラフォー世代の女性にとって憧れの少女文学といえば、「わかばさんの料理シリーズ」と「わかばさんのあかしりーず」がある(断言)。

料理を作る「わかばさん系」かお菓子作りの「わかばさん系」か……と、人柄を二分していたが、甘いもの好きの私は断然「わかばさんのあかしりーず」であった。

なんと、2024年9月5日にその「わかばさん」シリーズの33年ぶりの新刊「わかばさんのスイートポテト」が発売されるのだ!!!

・ロングセラー、「わかばさんシリーズ」

元のあかしりーずは1987年12月から1991年11月まで、83年生まれの私はまさに「わかばさん」ドンピシャ世代。

・わかばさんのクッキー
・わかばさんのシュークリーム
・わかばさんのドーナツ
・わかばさんのアップルパイ
・わかばさんのホットケーキ
・わかばさんのプリン
・わかばさんのアイスクリーム
・わかばさんのショートケーキ
・わかばさんのクレープ
・わかばさんのパスタ

の全10冊が発売されているそうだ。ああ、読んでいるだけで美味しそう。

かわいらしいお菓子に美味しそうだ。書店で母に「この本買って!」と言って、何冊か買ってもらい、おいしそうな物にワクワクしながら何度も読んだ記憶が蘇る……。

「わかばさん」の本を見ながら「お菓子を作りたい!」と言ったものの、その時の私はまだ幼く、母も忙しかったので実際に作る機会はなかった。しかし今なら分かる。火や包丁などが使えるのは大変だし、親が手伝ってくれるのは難しいからだ。

ところが今日、わかばさんの新刊を読んで、スイートポテト作りに取り組んでみた。

初めに、「材料」を読みながら、さつまいもをじっくりと蒸らす。「柔らかくなったら皮を剥き、潰して、砂糖とバターを混ぜて焼く」というシンプルな流れだが、なかなか焼き具合が難しい。焼きすぎないように注意しなければならない。

焼きあがりの香ばしい香りが流れてくる。端からこっそりパクパクと試食していたが、ふと気づくと汗が……!

食べるつもりで作ったスイートポテトが、まさかの「うまい」と口にしたとたん、身体が熱くなり、汗が(笑)。

「わかばさん」の新刊を読んでいると本当にワクワクがこみ上げてくる。子供の頃の思い出がよみがえり、今度こそ主婦になった私が、実際に手作りできることに嬉しさが溢れ出す。

しかし、気を抜くと、すぐに焦げてしまうので、これからも手作りのお菓子作りを続けて、「わかばさん」の新刊をどこかで作ったり、楽しんだりしたいところだ!新刊が待ちきれない。