【101回箱根駅伝】創価大学・吉田響の夢は育つ
2025-01-01
著者: 桜
創価大学のエース・吉田響選手が、「学生生活で1番苦しかったことは何?」という質問に対し、次のように応えている。「去年(2023年)はフルマラソンが初めてで、自分の走りの価値観を取り戻すきっかけになった。周りの存在のおかげで、チーム全体としても優勝を目指していたが、もう少しでいい成績を残せた。あの4年間を振り返ると1番苦しい瞬間だったが、そこから何か新しい道が開けそうだ」と語った。
吉田響選手は、全国的に名の知れた「ミスター箱根駅伝」として知られ、創価大学のスーパースター的な位置を確立している。特に2023年に出場した箱根駅伝では、当時は全国8位にランキングされていた創価大学が、今大会では青山学院大学や駒沢大学といった強豪校に挑む中で、チーム全体の士気が高まる様子が伺える。あの大会での彼の走りは、特に観客に強い印象を与え、不屈の精神が感じられた。
吉田選手は、箱根駅伝を前に「自分は一度、箱根駅伝を走ることを決心した。それが自分をさらに成長させ、多くの人々に自分の思いを伝える場になると信じています」と語り、箱根駅伝での挑戦が自身の成長に繋がると確信をもっている。
現時点で吉田選手は「学びも成長も全てをしっかり吸収するために、最後の年を最高の形で締めくくりたい」と意気込んでいる。箱根駅伝のスタート地点として選ばれたところで、彼は多くの期待を背負い、選手としてのキャリアをさらに進化させる準備を進めている。吉田響選手が目指す「山の神」になる日は近いのかもしれない。
2023年12月29日、彼の街での熱いレースが繰り広げられるだろう。果たして、どのようなドラマが待っているのか、期待が高まる。