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最新情報!イスラエル軍、期限後もレバノンへ駐留へ! 徹底した停戦合意「完全に実行されていない」
2025-01-24
著者: 愛子
【エルサレム 14日 リポート】 - イスラエル軍は14日、同国とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの停戦合意について、完全に実行されていないと発表しました。イスラエル軍は、撤退期限の16日までにレバノン南部からの撤退を見込んでいましたが、複雑な情勢により、その後も駐留を続ける方針を示しました。
昨年の11月12日に発動されたこの停戦合意は、イスラエル軍とヒズボラの間での緊張緩和を期待されたものの、依然として不安定な状況が続いています。イスラエル軍は、もし撤退が遅れる場合、レバノン南部に駐留する新たな方針を発表しました。
イスラエル軍の声明では、「レバノン軍が南部に展開し、合意が完全に実施され、ヒズボラが撤退することが条件だ」と説明し、現況では撤退困難であることを強調しました。また、レバノン政府に対して、「国際条約で保証された相手方との合意が実行されていない」と指摘し、緊迫した状況を挽回するために行動を促す姿勢を見せています。
イスラエルの防衛省は、13日に発表された報告書において、ヒズボラが依然として武装を続けているとし、警戒を強めるよう促しています。さらに、レバノン政府に対しても、国際的な法的根拠による強硬策が必要であると訴えています。
今後の展開は依然として注視されるべきであり、地域の不安定さが続く中、戦闘が再燃する可能性があることも懸念されています。巴勒斯坦問題や他の中東アフリカ地域の紛争も交え、根本的な解決策が示されることが求められています。