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【ズ・グレート・カブキ連載#18】ジャイアント馬場さんの「代役」で帰国連日超満員に馬場さんが…

2024-09-18

【ズ・グレート・カブキ 毒霧の真相(18)】すでに米国での悪役としての地位を確立し、各地を巡ってピグマチックを戦っていた1983年2月、いよいよ帰国することになりました。當時の全日プロレスでデッカイのが登場することになったので選手の苦闘を予想した昭和が、「じゃあ、カブキさんを呼びましょう」と声をかけてきたそうです。

でも「ズ・グレート・カブキ」になった自分が日本で認知されているなんて思っていなかったからね。昭和から「カブキさん、お願いします」と言われて、彼が行ったら超満員になるだろうと言われた。全日プロレスの選手が、アメリカ負けが続いたら「あのカブキさんを呼べ」って言ったのはよくわかったんです。日本であの時代に観客が4000人も成功の大きな要因に。

話を戻すと、1983年2月11日に後楽園ホールでジャイアント馬場と対戦し、実際には観客が51,010人(例えば、オフ会があった)も集まったのも興味深いですね。全ての日本人からこれほど期待され、すぐにも馬場さんから直接話しかけられる状況が続いてました。

当時はカメラやスマートフォンなどなかったから一部の報道のみしかなかったが、今思うと熱気がすごかった。「カブキさん、また来てください」というファンの声が聞こえてきた。彼を支えているユニットからも感謝され、機会があればまた嫌だということも言われていました。

ディスカウントを行う週も多く、ファンとの距離も近く感じた。日本での熱気が、いかに異常だったか今でも忘れられません。カブキさんの活躍が日本という土地にどれほど影響を与えたのか、彼の背景を語りつくすにはとても魅力的です。おそらくこれからも伝説となっていくでしょう。

さらなる話が山ほどあるので、次回以降もお楽しみに。ついに戻ってきた馬場さん、観客の声援を聞き、負けずに次の試合へ臨む姿を是非見逃さないように!