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資生堂が下方修正、前年比から純利益7割減に 中国で不振

2024-11-07

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[東京 7日 リポーター] - 資生堂(4911.T)は7日、2022年12月期の連結業績予想(国際会計基準)を下方修正し、純利益を前年度比71.4%減の121億円に引き下げた。景気回復が見込まれる中で販売が低迷し、アジアで中国人旅行者の消費が落ち込んでいることが影響している。ビジネスの分析によると、2023年3月期の業績見通しも引き続き厳しい状況が予想されており、通期の予想を下方修正した場合、初めての記録となるかもしれない。また、資生堂は今後の経済情勢の変化を注視しながら慎重に対応する方針を示している。

期末配当は1株13.10円とする見込みで、昨年同期比で10円減少する見通しである。今年度の業績予想として、売上高は1510億円から1160億円、営業利益は141億円から116億円、純利益は119.15億円から121億円に見直されている。これにより、資生堂のビジネスにおける中国市場の重要性が改めて浮き彫りになった。消費者の購買動向が明らかになる中、資生堂がどのように市場に適応していくのかが注目される。