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自民党大分県連、運動会開いて寄付集めへ 青山会長が政治資金パーティーを当面開催せず
2025-01-19
著者: 裕美
運動会を通じて寄付金集めの方針
自民党大分県連の青山会長(参院議員)は19日の記者会見で、寄付金を集めるために運動会を開催する方針を示した。背景には、政治資金パーティーの開催を当面見送ることがあるという。この決定は、ここ数年で政治資金パーティーに対する風当たりが強くなり、支援者からの信頼を回復する必要があるとの考えからだ。
衆院選全敗の影響
昨年10月の衆院選で、自民党が大分県内の15選挙区で全敗し、党の支持基盤が揺らいだことも影響している。このような状況を受けて、青山会長は「本来の自由民主党を大分から再構築する」として、党勢回復に向けた具体策を講じる必要性を訴えた。
市民との直接交流の狙い
運動会は、市民と直接触れ合うことで地域の支持を集める狙いがある。この際、政治や社会問題についても意見交換を行い、地域の声を反映させる機会にしたいと考えている。また、青山会長は、「みんなで楽しめるイベントとすることで、寄付も得やすくなる」と予想している。
信頼回復に向けた努力
今後、青山会長は、運動会以外にも、地域住民との対話の場を増やし、信頼回復に向けた努力を続ける意向を示した。大分県連の今後の動きが注目されている。さらに、次回の衆院選に向けて、支援者との関係を強化するための戦略が求められる。政治資金問題が影響を及ぼす中、どのように支持を得るかが大きな課題となるであろう。これからの自民党大分県連の活動に目が離せない。