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衆議院選の投票で高市早苗氏の敗因分析を受けた「党の団結が必要…アキレス腱だった可能性も」—スポーツニッポン

2024-09-29

衆議院選の投票と敗因分析

元衆院議員の高市早苗氏(43)が29日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演し、27日の自民党衆院選での選挙投票に進む中で敗れた高市氏の敗因を分析した。

今回の選挙では、最多得票を得たのは高市氏に対抗する候補者である石破茂元幹事長(67)や、小川淳也元環境相(43)だった。1回目の投票で過半数を獲得した候補者はおらず、上位2人の決選投票が行われる運びとなった。

高市氏が新選出された際の場面では、10月1日の登壇時に初相に就任するとしていた。その中でまた、立憲民主党の野田佳彦新代表との論争に不安があったとの指摘もあった。

更に、政府与党内ではSNS、インターネットで高市氏の支持の声は確かに強かったとのこと。同1回目の投票にて国会議員票について説明。すべての地域で票を取得できない実態を明らかにした。

高市氏は、派閥に影響されることなく自らの意見を言うなど、強い意志があったが、その一方で自民党内での支持が十分でなかったことも事実である。これが繰り返しの党内選挙において大きなハンデとなったと解釈されている。

正統派の高市氏が対立候補にしっかり対抗できたかと言えば、派閥の利害が絡んだ複雑な党内事情に巻き込まれつつも、自身の主張を強調する姿勢は評価されている。しかし、その結果としての議席数は少なく、全体の構図に影響を及ぼすほどの勢力は結局生まれなかった。

高市氏は、党の団結の必要性を訴え、今後の課題として「党内での協力をもっと強めていくことが重要である」と語った。彼女の見解によれば「自民党内での分裂は今後の選挙にも影響を及ぼすだろう」とのこと。さらに高市氏は、石破氏の支持基盤や影響力を注視しつつ、今後の戦略を模索する意欲を見せた。これからの政局における動向に注目が集まる。