中日高橋奎伍投手（22）が21日、名古屋球場で契約更改交渉を行い、5700万円増の1億2000万円でサインした。22歳選手の1億円超えは球団最年少記録となった。契約更新は高橋選手の成長を示しており、本人も「（球団に対して）自ら評価されていたと思う。来季のリーグ優勝、日本一に向けて準備を進めていきます」と意気込みを示した。

プロ4年目の今シーズンは、フォーム修正のため自ら開発したカーブを武器に好成績を残し、自己最多の12勝を挙げた。自身も「自信が持てるようになった」と話し、次のシーズンに向けての目標は、さらなる成績アップとリーグタイトル獲得に向けた意気込みを見せている。

高橋選手は、リーグ内でもその存在感を示し、94試合の登板を経て、高い再現性のあるピッチング技術を磨き上げた。加えて、球団内で自主トレーニングを重ね、来シーズンについて「勝利を積み重ねるためにしっかり体を作りたい」とコメントした。今後のシーズンに向けてさらなる期待が寄せられている。

来季の目標としては、チーム全体の優勝を成し遂げ、個人成績では最優秀投手賞を狙う意向を示した。また、NPBでの名声を高めることで、国際大会での活躍も視野に入れている。ファンからの期待も大きく、来季の高橋選手のパフォーマンスに注目が集まる。