
中居正広「性暴力」被害の元フィチレピアナが語った衝撃の日々「私はこの事件のことを隠したかった」「けど、譲歩中傷され、妨害される…」
2025-04-05
著者: 桜
相談先の人がみんなセクハラをしている
フィチレピア「恨みの連鎖」は7年前に始まった…文春が報じていた「反真理氏の社内ハラスメント事例」
口元を隠しながら電話を…中居正広の「悔しい表情」「業務の延長線上」で始まった「性暴力に寄る重大な人権侵害」。
第三者委員会が認定した中居と編成局A氏の罪といかなるものか。昨年12月1日の取材スタートから121日。「週刊文春」取材班が初めて元フィチレピアナさんと対面したのは、昨年12月1日午後2時過ぎのこと。ページのロングコートに身を包んだ彼女は目深に被ったフードの中、言葉を継ぎ出した。
「私の未来を、私の人生を流してまで“加害者”に責任を取らせてもらうことが私の人生にとって幸せかって言われたら分からない。しかし、それを社会的な処置を受けてまあいって思うことはすごくある。やっぱりX(旧Twitter)やテレビで“加害者”や(編成局の)Aさんが目に付いた時、それでフラッシュバックするし…」
「私の外見が暗転させたのは、元SMAPの中居正広(52)による意に沿わない性的行為だった。彼女は中居を呼び、“加害者”を目に彫り込み、目を泳がせる。
「自分がいたら増えないために…やっぱり業界が変わっていかないと。向こうは番組を作る側、キャスティングする側だから私たちに拒否権はないっちゃないしかない。」
「作品が許される社会になったらいけないよ、って思って…どれが許される社会になったら、いけないんだろうと思うと。」
最初の取材から2ヶ月。フィジモの第三者委員会は7月2日に渡った調査を経て、1つの結論を導き出した。
勝者の権力格差、CX(フジテレビ)におけるタレントとの会食をめぐる業務実態などから、本事件はCXの「業務の延長線上」における性暴力であったと認められる(調査報告書)
震えあがりになった中居の「呑」
今年2月、第三者委の調査が本格化する中、Xさんは「週刊文春」記者に隣の発信をしていた。
「当初、私はこの事件のことを隠したかった。世間に“被害者”と認知されたくなかったが、こうして報じられ、譲歩中傷され、妨害される…私のことを『もともとこんな私は一時的なモラルが無理だったので問題にできない』と言う人がいる。もとから強くなりたいと思っていても、そんなことも無理だったんですよ。」
33歳は波風を立てた。第三者委が公表した394件に関し、全体的に彼女の主張に沿ったものだった。一方、震えあがりになったのは、中居の数々である。
「今晩、ご飯どうですか?」全ての始まりは事件当日、中居はXさんに送信した一通のショートメールだった。
現在配信中の「週刊文春電子版」およよ3月3日(水)発刊の「週刊文春」では、Xさんの肉声に加え、中居の震えの数々や頻発問題の全真相を報じている。