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中国の自動車出荷、2024年に5.8%増、24年間で19.3%増加

2025-01-13

著者: 裕美

【北京 11月13日】− 中国自動車工業協会(CAAM)が11月13日、今年の自動車出荷台数が5.18%増の1620万台になるとの見通しを発表した。これは2024年には5.8%の増加が見込まれ、24年間での増加率は19.3%に達する見込みだ。

CAAMによれば、昨年の電気自動車(EV)の出荷台数は10.14%減少したが、プラグインハイブリッド車(PHEV)は19%の増加を記録した。2023年にはEVが18%増加し、PHEVも14%増加する見通しだ。

さらに、2024年の国内販売台数は14.15%増加するとの見込みが示された。この数字は、電気自動車やプラグインハイブリッド車を含む新エネルギー車の需要が高まる中での数字である。

新エネルギー車の販売は、2024年に前年比13.15%増加する見込みであり、エネルギー効率の向上や環境意識の高まりがその要因と見られている。

CAAMの責任者は、自動車業界が直面する経済の不安定さや国際競争の激化は続いているものの、国の政策支援や市場の底堅さが業界全体の成長を促進するだろうと述べている。特に、政府からの自動車購入補助金やインフラ整備の推進が効果を発揮している。