[上海 12月14日] - 中国の車両製造大手である中国自動車工業株式会社（300750.SZ）は、12月14日、安心性を重視した電気自動車（EV）の新プラットフォームに基づく試作車両を発表しました。時速120キロの正面衝突に耐えられる設計で、火災や爆発も引き起こさないとされています。1回の充電で最長1100キロメートルの走行が可能で、生産完成までの開発期間は約16カ月を予定しています。この新型車両は、高級車メーカーへの販売を目指しています。

CAICによれば、今後12ヶ月以内に新型EVの正式な発売を予定しており、このプラットフォームは万が一の事故時においても passenger safetyを第一に考慮しています。特に、高速道路での安全性試験が重要視され、一定の基準を満たすことが求められています。

CAICは、EV自動車の市場において信頼性のあるブランドになることを目指しており、国内外の自動車メーカーとの提携を進めています。また、中国のテクノロジー企業との共同開発も視野に入れていると述べています。

今回の発表は、自動車業界の激しい競争の中で、次世代のEV技術の先駆けとなる可能性があります。中国自動車市場は、ますます環境への配慮が求められる中、CAICの新型EVがどのような反響を生むのか、注目が集まっています。