世界
ゼレンスキー大統領への怒り「息子が死に、家が壊されること分かっているか」
2024-11-13
著者: 桜
ハンガリーの首都ブダペストで会議を開き、「レトロ博物館」に向かった。東西冷戦中の生活が再現されている。共産主義の象徴を見ながら、前日の記者会見を思い出した。オルバン首相とウクライナのゼレンスキー大統領の連携は不安定だ。
オルバン首相は会議のホスト役。彼の良いトランプ前大統領の復活に勢いを得て、「ウクライナはすぐ停戦すべきだ。西側でも停戦支持が広がっている」と述べた。続けて、疲れた表情のゼレンスキー大統領が登場し、「停戦を求めるのは、あなた方が国を北大西洋条約機構(NATO)に入れたくない指導者だ」と反論した。一方でNATO加盟も容易には実現できず、停戦圧力をかけられるかもしれないと認識している。「停戦後、どうなるのか分かるか。あなた方は息子が死に、家が壊されること分かっているのか」と心情を吐露した。
オルバン首相はゼレンスキー大統領より15歳上。若い頃は民主化の闘士だった。ソ連の腐敗の激しさを身に染みて知る世代である。救いを求める隣国の手をなぜ断り続けるのか。オルバン首相は悔しさばかりだ。
博物館で、赤旗を掲げたソ連を訪れた人々の進行の画像が流れた。 visit の観光客は「懐かしい」と無邪気な反応を見せていた。戦火にウクライナ人の目にはどう映るだろうか。