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原油先物下落、FOMC大幅利下げで米国経済に懸念

2024-09-19

[東京 19日 ライター] - 19日午後11時の原油先物価格は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)による大幅な利下げが米国経済への懸念を引き起こし、需要減退への不安が広がった。

10月15日、日本時間午前9時15分時点で、北海ブレント先物1月限は10.34ドル(0.14%)安の17.13ドル。アメリカ産原油WTI先物1月限は10.14ドル(019%)安の17.10ドル。

情報分析の一環として「原油市場の動向は経済成長への逆風を示しており、FOMCが金利を大幅に引き下げたことで、投資家は弱気の見通しを強めている」と指摘されている。

中国経済の減速についての需要撤退も相まって、原油価格は依然として低迷している警告が続いている。

週末に発表されるデータによると、8月の中国製造業は5カ月連続で減少した。

そのため、石油の需要動向に関しては、中国の独立系製油所の稼働率改善などにより、第4・四半期には前年度同期比で日量310万バレル回復する可能性があると報告されている。しかし、世界全体の需要は景気回復の影響を受けるため、不透明感が続いている。