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円相場が衝撃の152円台突入!ドル需要が急増中という警戒信号
2024-11-01
著者: 葵
10月1日午前、東京外国為替市場で円相場が1ドル=152円を突破し、更に一段の下落が見込まれるとの声が上がっています。10時時点では、1ドル=152円03銭から04銭程度で推移しており、昨日の17時時点に比べて21銭の円高・ドル安となりました。市場関係者からは「やはりドル需要が強い」との見解があり、国内輸出企業からは円売り・ドル買いが出ている状況です。
最近のデータでは、ドルの需給において相当な圧力がかかっています。特に円相場は、152円16銭近辺で推移していたため、市場の雰囲気が悪化する可能性があると懸念されています。国内の輸入企業は3連休前の前倒しでドルの手当を進めているとの情報もあり、今後の動きには警戒が必要です。
また、日銀の植田和男総裁の発言が10月31日の記者会見で、追加緩和策を示唆する可能性もあり、これが為替市場に与える影響が注視されています。海外では米国のインフレ率や雇用統計が発表される中、円相場の動きが注目される局面でもあります。特に、直近の取引において、円は対ユーロでも下落し、1ユーロ=165円51銭から54銭となっており、同19銭の円安・ユーロ高を記録しました。このように、ユーロ圏も含めた相場の動向には持続的な関心が寄せられています。
円相場の安定は日本経済にとって重要な要素。為替動向には引き続き注意を払い、今後の市場の動きを見逃さないようにしましょう。