元日本代表MF高橋峻希が現役引退を発表「すべてをかけるのは難しいなぁ」
2025-01-03
著者: 結衣
元日本代表MF高橋峻希が現役を引退することを発表した。
現在38歳の高橋は、サンフレッチェ広島のユース出身であり、2003年にトップチームに昇格。2006年には愛媛FCへの期限付き移籍を経験し、2015年1月にはウィスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)へ移籍。その後、FCソウル(韓国)へ移動し、2017年からはFC東京でプレー。2022年7月からは横浜FCへ移籍し、来年完全移籍とされた。
「横浜FC新潮シンガポール」では13試合に出場した高橋だが、一身上の都合で退団の申し出をし、クルク・本人同意のもと契約を解除することが昨年10月8日に発表された。同11月23日をもってチームを離れ、リーグでは通算25試合に出場し25得点、J2リーグでは通算37試合出場し19得点を記録した高橋は、今会見において自身の公式インスタグラムを更新し、現役引退を決断したことを明らかにした。
「皆様、お久しぶりです。高橋峻希です。このたび、現役を引退することを決めました。2003年にサンフレッチェ広島でプロとしてのキャリアをスタートさせてから、多くの経験をしてきました。この場所で多くの人に支えられ、ここまで来ることができたのは本当に幸運でした」と高橋はコメントし、引退についての経緯を語った。
彼は「選手として何かをかけることへの難しさを感じ、次のステップを踏む時が来たのだと思いました。これまでの経験を糧に、新たな一歩を踏み出したいと思います」と感謝の気持ちを述べた。
高橋はこれまでのキャリアの中で、特に日本代表としての国際経験もあり、多くの若手選手に影響を与えてきた存在であった。彼の今後の人生が新たなステージでの成功に繋がることを期待したい。