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【有馬記念/穴馬対決】レガレイラとのオッズ比較で珍味たっぷりの前日「10人枠」後中山芝2500mの攻防にフィットする
2024-12-22
著者: 雪
秋古馬三冠にリーチをかけていたトゥデイースが出走取り消しとなり、一気に混戦ムードが漂う第69回有馬記念。
今年は下位人馬にもGI良馬が名を連ね、昨年同様、GI馬の上位独占でも万馬券になる可能性を秘めている。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬傾向をピックアップ。ここでは「スタニン・ロールズ」を取り上げる。
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スタニン・ロールズが、ナミユールとハイレベルの現5世代において、オークス受賞で、特にミネラルが称賛された同馬。3歳秋のエリザベス女王杯では道悪・斜行のタフな馬場で大きく崩れて、4歳春のフィルマレットでは不得手の瞬発力勝負に煽られた。
その後、左前脚の疲労骨折が長引いたが、すでに復活した両前脚に対して、馬主や調教師は良好な反応を示している。コースにまた抜け出すシーンも見られ、復調の兆しを見せている。
今週の大一番で復活を賭けたスタニン・ロールズだが、中山芝2500mの攻防にフィットする。
同じ非根本距離である中5週となるエリザベス女王杯において、競走距離2100mでの繋駕性は良く、1200mは、向かう3コーナーからのスローナリティにおいて、無事通過すれば、強気の内容が期待できる。
今年の大一番で、スタニン・ロールズの動きに注目が集まる。彼のパフォーマンスにかかる期待と、その柔軟なスタートからフィニッシュに向けた手綱さばきが、独特の揺れを見せて、フィットする様子が眺められるだろう。