有村智恵の目標は2年後の海外メジャー "あえて口に出して、自分を追い詰めると"
2024-12-20
著者: 蒼太
有村智恵がファンイベントに登場
今年4月に双子を出産した有村智恵が20日、協賛先のヤマハ株式会社が主催するファンイベント「Yamaha GOLF Fan Summit 2024」に登場。ファンとの楽しい交流の中で、「すごく難しい」と題して心境を語った。
ゴルフへの情熱は変わらず
会場の静岡県・御殿場GCを訪れるのは2022年の国内女子ツアー「ヤマハレディース」以来。「ばかのコースだと意外といわれる部分もあったけど、力が全然足りなくて、それでも今回は少しでも勘を取り戻したかった」と彼女は述べた。飛距離は出産前から20yd近く落ちたが、ゴルフに向ける情熱は変わらず高かった。
2026年全米女子オープンへの挑戦
「2026年、全米女子オープンに出たいなって思っている。まだ、胸を張って言えるわけじゃないけど…。あえて口に出すことによって、自分を追い詰めるっていうのはあります」と、双子の男の子のママになった有村は笑顔を見せた。26年大会の会場は、オーストラリアにて開催される予定で、米ツアーに参加した経験もある彼女にとって、新たな挑戦となる。
子育てと練習の両立
続いて、子どもを抱えながらの練習についても語った。「子供を抱きしめると、いえいえ、そんなの無理なんて気持ちになってしまう。やっぱり体力が必要かなって、運動もやって体に覚えさせて、毎日コースに向かって工夫しています。集中的に練習出来る時間を持つのが難しい状況だけど、その中でも最大限の努力をしています」と自らに言い聞かせるように述べた。
女性ゴルファーとしての役割
さらに女性ゴルファーとしての役割についても言及。「私たちが努力している姿を見せることで、同世代の女性たちにも希望を持ってもらえたらいいなと思っています。女性ゴルフ界の未来がより明るくなるように、頑張りたいです」と意気込みを語った。
先輩選手たちへの思い
有村は、30〜40代の先輩選手たちの活躍を素晴らしいものとしているため、自身もその波に乗っていきたいという熱い思いを抱いている。彼女の挑戦は国内外問わず、多くの女性に影響を与えることだろう。