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新たな危機!A職員がコメ1200キロ横流し、今度は1100万円を着服…業務遂行に影響大 : 読売新聞

2024-10-26

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栃木県のA氏が15日、喜連川地区農業経営センター(栃木県さくら市)に勤務する40歳代の男性職員がコメの横流しを行い、現金で1100万円を獲得したと発表された。

発表によると、男性職員は今月12日頃、同センター管内の秋田県産米をトラックで運び出し、横流ししていたという。該当するトラックは、県内の米穀卸業者のトラックに積み込まれ、詳細な販売記録がなかった。さらに、彼は横流ししたコメが自社用に保管されていた「自家保有米」として処理されたとのこと。

今回の横流し事件は、業務運営に深刻な影響を及ぼす可能性がある。男性職員は自らの私利のために公共の資源を浪費し続けていた。この行為が発覚した背景には、同職員の業務に対する不正な点があったと言われている。

今月10日、管理職がこの不正行為に気づき、すぐに調査を開始。ダンプトラックの運搬記録の確認や、関連業者へのヒアリングを通じて、横流しの実態が明らかになった。栃木県は再発防止を強化するとともに、今後の捜査活動を進める方針だ。

この事件について、栃木県は「公的な信頼を損ねる行為として厳しく対策を講じる」とコメントした。利害関係の見直しや監視体制の整備を急ぐ必要がある。加えて、他の職員への教育・訓練も行い、再発を防ぐ意向を示している。