健康

心拍数持久力が高いと認知症リスク低い!最新研究で判明!

2024-12-17

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中国・台湾の研究チームが発表した新たな研究によると、心拍数持久力(カーディオレスピラトリーフィットネス)が高い人ほど、認知症の発症リスクが低いことが示されました。この研究は、成人のフィットネスに関連する影響を調査したもので、特に心拍数持久力が直接的に認知機能に影響を与える可能性があることがわかりました。

具体的には、心拍数持久力が高い人々は、認知症の発症率が約15%低いという結果が出ています。この研究では、12年間にわたる追跡調査が行われ、運動を定期的に行っている人々のデータが収集されました。特に、60歳以上の高齢者のグループではこの傾向が顕著であり、年齢や性別にかかわらず心拍数持久力を向上させることが重要であるとされています。

また、フィットネスだけでなく、生活習慣も認知症リスクに影響を与える要因として強調されました。バランスの取れた食生活やメンタルヘルスの維持も重要であるとされており、運動と相まって、脳の健康を保つための総合的なアプローチが推奨されています。

この研究は、心拍数持久力を測定するための簡単なテストを用い、運動療法の重要性を明らかにしました。さらに、フィットネスを向上させることで、認知機能を保つことができる可能性がある重要な研究結果として、多くの専門家から注目されています。