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小型AI搭載!Raspberry Piと連携する70ドルの「エッジAIカメラ」

2024-09-30

2023年9月30日(イギリスタイム)、Raspberry Pi LtdとSonys Semiconductor Solutions(SS)は、新たに「Raspberry Pi AIカメラ」を発表しました。この製品は、Raspberry Piの正規販売代理店を通じて70ドル(約9,900円)で販売される予定です。

Raspberry Pi AIカメラは、Sonyの最新のイメージセンサー「IMX500」を搭載し、小型のカメラモジュールとして、さまざまな画像認識を行うことができます。

このエッジAIカメラは、画像認識モデルの転送やデータの管理などの制御に特化したコンピュータを内蔵しており、通常のRaspberry Piを使用するだけで簡単に利用できます。このような機能が実現されることで、各種画像認識の需要が高まってきており、プロジェクトに採用される可能性が広がります。

小型で安価なRaspberry Piを活用し、画像認識ライブラリを使用した際に、高度なエッジAIアプリケーションを構築できるのが大きな特徴です。さらに、100以上のプラグインが利用可能で、ユーザーは自分のプロジェクトに合わせたカスタマイズを行うことができます。

SSは2023年4月にRaspberry Pi Ltdへの出資を発表し、AI分野での協業を進めています。その結果、この製品が実現したことは、Raspberry Pi市場における成長と技術の進化を示しています。

「Raspberry Piとの共同開発は、これまで長年のものだった」とRaspberry Piの開発者は語る。AIカメラは、Raspberry Pi 4やRaspberry Pi Zeroと連携できるように作られており、さまざまな新しいセンサを追加することで、エッジAIを強化することができます。

特に、IMX500を搭載したこのカメラは、AI機能を統合した組込型デバイスとして、多くの用途に対応できるよう設計されています。このカメラを利用することで、ユーザーはエッジでのデータ処理とリアルタイムの応答が可能になり、IoT やスマートシティにおける応用が期待されています。

息をのむほどの技術革新と魅力が詰まった「Raspberry Pi AIカメラ」、その全貌はまだ明らかになっていませんが、今後の発表に期待が高まります!