スポーツ
箱根駅伝:中央大・吉居悠人、全日本大学駅伝で大敗「目が覚めた」…箱根路での挑戦へ1万m自己ベスト更新
2024-12-30
著者: 蒼太
第110回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)は来年1月2、3日、東京・大手町の読売新聞社前から神奈川県箱根町の芦ノ湖までを往復して行われる。中大の吉居悠人(しょんすけ)(3年)は、先日行われた全日本大学駅伝での敗北を糧に、今後のレースに向けて気を引き締めている。
中大の吉居は一昨年、全日本大学駅伝で優勝を果たしたが、今年はチームが6位にとどまり、その結果に「目が覚めた」と話す。箱根駅伝での勝利を目指す彼は、挑戦の場を広げるため、今季は特に世代交代に注力しており、後輩たちも積極的に育てている。
また、吉居はこの冬季における競技力向上の一環として、11月12日に行われる予定の1万mの競技でも自己ベストを更新することを目指して、日々のトレーニングに励んでいる。彼は「この結果が次のレースにつながるように、全力を尽くす」と意気込みを示した。
過去77回の箱根駅伝での伝説的な選手たちも在籍した中大。吉居はその伝統を引き継ぎつつ、新たな記録を樹立することを目指している。箱根駅伝はチームにとって名誉をかけた重要な大会であり、観客も熱狂する中でのレースが待ち望まれている。皆が期待する中で、吉居のパフォーマンスに注目が集まっている。