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香川県観音寺市のうどん店で「強盗」自作自演、店主が自分の太ももを刺し「不審な男に…」と虚偽説明 : 読売新聞
2024-12-29
著者: 芽依
11月18日午前5時10分頃、香川県観音寺市のうどん店から、店主が右太ももを刺されていると通報があった。男性店主(27)は香川県警観音寺署に対して、「開店準備中に不審な男に襲われた」と説明した。しかし、その後の捜査で、店主が自ら刺傷したことが判明した。
同署は男性店主が「自分で刺した」と認めたことから、業務妨害や偽計業務妨害などの疑いで捜査を進めている。警察関係者によると、店主は当初、えてして金銭面でのトラブルを示唆する発言をしていたが、売上の不振を受けた自己防衛のために嘘の説明をした可能性がある。
香川県は全国的に知られるうどんの名産地であり、観音寺市もその一部であるが、こうした事件は店舗の信頼性を損なう恐れがある。県内のうどん店は地域経済にとって重要な役割を果たしているため、今後の影響が懸念される。また、同署は、不審者の存在を警戒し、地域住民への注意喚起も行っている。