（23日、秋季高校野球京都府大規模選抜大会、京都外大西-2京都国際）

今夏の第106回全国選手権大会で初優勝を果たした京都国際が、延長十回のタイブレークで京都外大西に敗れた。3季連続の甲子園出場を目指していたが、来春の第97回選抜大会への出場は厳しくなった。

3回以降、両チーム無得点のまま、1-1で延長タイブレークに突入。京都国際は十分に守りを固めていたものの、その裏の攻撃で無死満塁のピンチを迎え、京大外西の一打に屈し、サヨナラの2点を失った。

京都国際は1点差で敗北、決勝では勝敗がつかなかったが、勝負において相手チームの一発に屈してしまった。特に守備では21本のヒットを許しながら、好投で切り抜けたが、結局一度のエース・左腕の西村一也が完投したものの、最後は耐え切れなかった。

京都外大西は来春の選抜に向けて、新たな挑戦を確認。今夏の京都大会決勝では、京都国際に敗れたが、これからの大会に向けて自信を持って進むことができる。

京都国際学生たちには来春の大会に向け、さらなる奮起を期待したい。残念な結果に終わったものの、彼らの強い意志は次に繋がる。彼らが次の舞台で活躍する姿を見れることを、多くのファンがいまかいまかと待ち望んでいる。