【西武】来季監督に西口文也氏で調整、戦力を保持した上で課題設定ができる能力を評価し内部幹部へ
2024-09-23
著者: 花
西武が来季監督として西口文也氏(51)を内部幹部に据える方向であることが23日、分かった。シーズン終了後の発表に向けて調整を進めている。
西口監督は前任2年目となった今季は開幕直後の3カードで4勝3敗と快調なスタートを切ったものの、その後は7連敗。黒星がかさむ中、交代を余儀なくされ、立て直しを図ったが、最終的には8月30日の日本ハム戦に敗れたこともあり117試合で3位以下が確定し、CS進出の可能性が完全消滅した。
シーズン終盤には借金40を超える低迷となっており、渡邉GM(59)が監督代行を兼任していた。立て直しを図ったが状況は変わらず、8月30日の日本ハム戦で敗れたことで117試合で3位以下が確定した。
球団は今秋から後任探しに着手。外部招聘(しょうはく)の可能性があったが、現状の戦力を保持した上で課題設定ができる能力を主眼に内部幹部を断決した。現役時代に通算82勝を挙げた元エースに再任を打診することになった。
西口文也氏は、現役時代から西武ファンに愛された選手であり、監督としての手腕にも期待がかかる。外部招聘の可能性があったが、内部からの昇格が決まったことで、おそらく球団の信頼が彼に寄せられていることがうかがえる。彼は来季、投手陣の再建や若手の育成に力を入れ、チームを再び優勝争いに導くことが求められています。
なお、西口監督は1972年生まれで、福岡出身。前職はコーチとして選手たちの指導や育成を行い、指導者としての経験も豊富です。球団にとって大きな試練のシーズンが待ち受ける中で、彼がどのような戦略を持ってチームを率いていくか注目が集まる。彼の勝負師としての眼力が試される瞬間が訪れます。