昨年発表されたオートフォーカスアイテム「ViXion01」がバージョンアップした。「ViXion01S」と名付けられたこの新モデルは、レンズなどの光学系が大きく変わっていないため「01」のままですが、外観を含め大きな進化を遂げている。

9月26日から「Kibidango」と「GREEN FUNDING」でクラウドファンディングが開始され、価格は674,800円。200台までの超早期割引価格は579,800円という設定だ。

商品の出荷は「2025年4月以降」とされ、完成にはまだ少し時間がかかりそうだが、試作品をいち早く試す機会が得られたようだ。「S」の特徴が前モデルにどのように進化したのか、詳細が気になるところだ。

ViXion01によって視力を補正する仕組みが採用されているが、これを応用した新しい機能が搭載されている。まさか、視力を補正するために用いる従来の製品とは異なり、赤外線を使い距離を測定、電気で焦点距離を変えるポリマー充填型のレンズを組み合わせた機能が実現されているのである。これにより、「自分が見ている方向に合わせて自動的に焦点が変わる」機能を搭載したアプリケーションに進化形態を持つ。

しかし、一般的な医療機器認定を受けていないため、運転などの用途中には使えないことが考慮されている。また、普段の見え方が違う、特に運転中は注意が必要だということだ。

さらに、Usage（使用）での課題である「調整が必要な場面」は少なくとも5つ程度あり、専門的な視力管理が必要となる。

近くで見ることができるという点においては、画面サイズを大きくしても小さい物を見やすくすることはできず、運転中や遠距離の使用において困難を伴う可能性が高い。

これを機に自宅で使用することになれば、手元の細かい作業を進化させることができ、新しい現実を実現することにもつながる可能性がある。04515の基本は間違いなく一般的により活用される製品として期待されている。