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『Wizardry Variants Daphne』、累計利益が740億円を超える見込み! 一方、トリコム全体では9月中間決算は赤字

2024-10-29

著者: 健二

トリコムは10月29日に中間決算を発表します。10月15日から27日までの『Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ バリアンツ ダフネ)』の累計利益が740億円を見込んでいることが明らかになりました。

『Wizardry Variants Daphne』は2024年1月15日のサービス開始当初から不具合が多発。基本的にアップデートやスーバー強化を行っています。一方、ゲーム自体は好評で、10月27日までの利益が740億円と業績にも好影響を与えているようです。

しかしながら、トリコム全体の販売高は404億1800万円で、前期同期比で21.1%減、営業損失は34億1500万円となっています。ゲーム事業に厳しい点がある中、上期業績については、Q1リリースの新作や既存タイトルの状況から、大きく赤字に。

第1四半期に新規タイトル『悪魔王子と操り人形(あくまおうじとあやつりにんぎょう)』のリリースも、販売が想定を下回る推移になったようです。

今後のゲーム事業は『Wizardry Variants Daphne』の不具合に対して、社員を増やし対応、PC(Steam)版を展開し、海外を含めたさらなるユーザー獲得を目指していくとのこと。そのためには2025年3月期の通期として、『悪魔王子と操り人形』の他に新規モバイルゲームタイトル2本をリリース予定。2025年3月期Q4には、位置情報機能を活用したリアルライフ宝探しゲーム、『Disney STEP』のリリースが予定されています。

2025年3月期の業績見通しは未定に修正

2025年3月期の業績見通しに関しては、この状況下で「適正かつ合理的な算出は困難」と同社は断言し、通期業績予想を一時的に取り下げ未定に修正。数値の算出が可能になるタイミングで再度開示される見込みです。

リリース関連の支援品や期間限定ポイントが延長

『Wizardry Variants Daphne』に関しては、「直接的な施策強化方針」として、リリース関連の支援品や期間限定ポイントの11月13日23時59分までの延長が発表されています。状況に応じて再延長の可能性もあるようです。

『Wizardry Variants Daphne』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中です。PC(Steam)版の配信も予定されています。これは、多くのファンの期待を呼び起こすニュースとなり、世界中のプレイヤーにもさらなる注目を集めることでしょう。