テクノロジー

Windows 10サポート終了後の最終手段「延長セキュリティ更新」を個人で買えるように!

2024-10-31

著者: 結衣

マイクロソフトは10月31日(現地時間)に、2025年10月14日のサポート終了を迎えるWindows 10に対し、個人ユーザーでも30ドルを支払えば、1年間の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)を受けられるようになると発表しました。これにより、最新のセキュリティパッチや重大な脆弱性への対応を受けられるため、特に業務でWindows 10を使用しているユーザーには喜ばしいニュースとなるでしょう。

これまでマイクロソフトは、主に法人ユーザー向けにWindows 7に対して有料でのESUサービスを提供してきました。しかし、Windows 10では個人ユーザーにもESUの提供が行われるため、これまでとは異なる戦略が取られることになりました。

さらに、Windows 11への移行を検討しているユーザーも多いですが、ハードウェアの要件が高いためすぐにアップグレードできないユーザーも少なくありません。そこで、最終的な手段としてこのESUプログラムの利用が注目されます。新機能の追加やバグ修正は行われないため、慎重に判断する必要がありますが、セキュリティを確保するための手段として価値があるでしょう。

マイクロソフトによると、このシステムは今後のサポートに関する情報も増えていくとのことです。最新情報をチェックし、必要な対策を講じることが重要です。