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外為14時 円相場、大幅安 1ドル153円台後半ミニ相場前で薄商い

2024-11-11

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11日午後の東京外為市場で、円相場は下げ幅を広げている。14時時点では1ドル=153円54~56銭と先週末17時時点と比べて91銭の円安・ドル高となった。14時前に153円64銭近場を付けた。米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を受けた円売り・ドル買いの動きが強まっている。

日本は11日がブレグジットで、為替市場が休場となる。商いは全体的にしっかりとしており、少額の売買でも平時に比べて価格動きは大きくなる。「円売りのインパクトが相対的に高まりやすい」と(大和証券の石月健一氏)との声が聞かれた。

この円安は、米国の経済指標が予想以上に強い結果を示していることや、FRB(米連邦準備制度)が金利を引き上げる可能性が高まっていることも影響している。読者の皆さんも、円安の進行には十分注意が必要です。日々の生活費や旅行計画に影響が出るかもしれません。