外国産ブレンドのそば粉に「純国産」「北海道」と表示し販売か、 「山本そば製粉」会長ら逮捕 : 読売新聞

2024-11-11

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外国産と国産をブレンドしたそば粉を北海道産と偽って販売したとして、茨城県警は11日、製粉会社「山本そば製粉」(大洗町)の会長、山本善五郎容疑者(76)ら男3人を不正競争防止法違反(虚偽表示)で逮捕した。

逮捕された他の2人は、山本容疑者の弟で同社社長の山本健二容疑者(71)、社員の佐藤太郎容疑者(49)で、いずれも同件での関与が疑われている。

捜査関係者によると、11人は今年5月、外国産と国産を混ぜたそば粉11袋(約110キロ)を、純国産や北海道産と偽って販売中、秋田市内のレストランや飲食店に届けていたことがわかっています。

また、その他の調査によって、製品に対する意図的な虚偽表示が確認されており、販売先の飲食店の経営者たちも情報提供していた。同社は、2001年に設立され、全国規模での販売先があり、今年の3月期の売上高は約16億円だったとされています。

こうした偽装表示が発覚したことで、消費者が知るべき情報が隠されていたことが明らかになり、茨城県警が注意を呼びかけている。ここのところ、食品業界における品質表示に対する取り締まりが強化されていることもあり、今後の動向が注目されている。