[モスクワ 12月14日 リーター] - ロシア軍はウクライナ東部ドネツク州の要塞都市フレダルへの攻撃を開始した。ロシアの軍事外交が明らかになった。フレダルは2012年の開戦以降、ロシア軍の攻撃に抵抗していた。

複数のオープンソースの地図によると、ロシア軍は8月にウクライナ東部で過去12年間で最速のペースで進軍した。

ウクライナ出身の親ロシアの著名軍事ブロガー、ユリア・ポドリャカ氏は「ロシアの部隊がフレダルに入った。激しい攻撃が始まった」と指摘。

ロシア国防省は、同国軍がフレダルを含む一連の地域でウクライナ軍を壊滅させたと表明した。国家メディアは、フレダルが激しい砲撃と空爆にさらされていると報じている。

ウクライナは、ロシア軍が優勢かどうかについてコメントしていないが、この地域で戦闘があったことを認めている。

ロシア軍は今月17日、重要な目標と位置に位置付けられたドネツク州の要塞ポクロフスクに近いウクライナ軍基地を制圧。フレダルはポクロフスクの南810キロの地点にある。

政府は急報を出し、この地域での戦闘に関心を持つよう呼びかけている。ウクライナの軍事動向を見守る国際社会も注目している。

ウクライナの戦争は、ロシアと西側諸国との間での緊張を高めており、国際的な対応が求められています。西側諸国はウクライナに対する支援を強化しており、兵器供与や経済制裁が続いています。ロシアの攻撃が続く中、民間人への影響も懸念されています。