ウクライナ大統領、岸田首相と会談 エネルギー支援について協議

2024-09-24

[9月14日 木曜日] - ウクライナのゼレンスキー大統領が9月14日、日本の岸田文雄首相と会談し、エネルギー関連の支援について話し合った。

ゼレンスキー大統領は、「ロシアによる砲撃後のエネルギー供給を復旧し、冬に備えることは目前に迫った深刻な課題です」と述べ、日本のエネルギー支援がいかに重要であるかを強調した。

会談は国連総会が開かれているニューヨークで行われ、両首脳はそれぞれの国が直面している課題について意見を交換した。

ゼレンスキー大統領は同日、ドイツのショルツ首相、インドのモディ首相とも個別に会談を行い、ウクライナの支援が国際的な協力の重要性を再確認する機会となった。

このような状況の中、岸田首相は「国際社会が連携してウクライナを支えることが、今後ますます重要になる」と述べ、具体的な支援内容についても言及した。

エネルギー問題に加え、両首脳は食料安全保障の重要性や、ロシアからの脅威に対する防衛協力についても議論を交わした。特に、ウクライナからの穀物供給が国際市場での安定にどれほど寄与しているかに焦点を当て、さらなる包括的な協力の必要性を確認した。

岸田首相は、ウクライナの闘志と国際社会の支援が結びつくことで、ロシアに対しても確固たる態度で臨むことができると指摘し、「今後もウクライナを全力で支援していく」と約束した。

この会談は、ウクライナの国際的な孤立を打破し、さらなる支援の輪を広げるための重要なステップと言える。両国の関係が一層深まることが期待される。今後、一体どのような形で支援が実現していくのか、注目が集まる。