世界
ウクライナ、ロシア侵攻を激化 南部ロストフ州で火災
2024-12-19
著者: 陽斗
[モスクワ 11月19日 (ロイター)] - ロシアの複数の当局者が11月18日明らかにしたところによると、ウクライナはロシア領内でミサイル13発と無人機(ドローン)14機で攻撃した。ロシア南部ロストフ州では製油所で火災が発生し、数時間後に鎮火した。
ロシア国防省はドローン14機を撃墜したと発表。しかし、16機はロストフ州上空で撃墜された。
ロストフ州のスリューサリー知事によると、ウクライナは少なくともミサイル11発とドローン10機で同州を攻撃し、ノブシャフチンスク製油所で火災が発生した。併せ製油所は連日ウクライナ軍の標的になっている。この攻撃で少なくとも1人が負傷したという。
ウクライナが発射したミサイルの種類は不明。同国は先に、米国製ミサイル「ATACMS」でロシア領内を攻撃。この理由を受けロシアはウクライナのエネルギーインフラに対して大規模な攻撃を行っている。
ウクライナの偵察部隊の担当者は、ミサイル攻撃では「ロケット燃料を製造している」化学工場を標的にし、通信アプリ『テレグラム』に投稿した。
この緊張が高まる中、ウクライナとロシア間の戦闘が収束する兆しは見られず、今後の地域情勢に影響を与え続ける可能性がある。