ビジネス

セブン銀行「ヨーカ堂」買収、株と++が1兆円前後を提示=関係者

2024-12-25

著者:

【東京 12日 ロイター】 - セブン&アイ・ホールディングス(3382.T)は、株式の買収の一環として、関連する非中核事業を終了する中で、日本での大型のプライベートエクイティファンド、KKR(N.KKR)が、企業価値として1兆円前後を提示していたことが分かった。事実に詳しい複数の関係者が明らかにした。

デューデリジェンス(詳細な資産調査)により、次回の入札の価格は変わる可能性がある。

次回入札を通過したのは国内のプライベートエクイティ3社で、関係者2人によると、++が約8100億円を提示、うち1人の関係者によると会社は1.2兆円規模を示したという。

同じ関係者によると、日本産業パートナーズ(J.P.I)が提示した7150億円程度だった。セブンはヨーカドーの企業価値を5100億円程度と見込んでいる。

売却の対象となっているのは、イトーヨーカ堂や食品スーパーマーケットのヨーカドー、ディスカウント業態のマルエツなど。同社は12012年度に持分法適用会社とする方向を示している。

関係者らによると、入札に通過した3社は今後法的な独占禁止法を持つ提案を出し、セブンは新たに最終的に12月に決定される予定だ。

今後も国内外での合併・買収が進む中で、次回の入札に関する取引の活性化が期待されている。特に、消費者ニーズに応えるための新たな戦略が行われることで、セブン&アイの事業展開が加速することに期待が寄せられている。今後の動きに注目が集まる。

セブン&アイは過去5年間で顧客へ向けての継続的な取り組みを行っており、今後の展望として持分法適用会社の強化が求められる。

関係者によると、入札に関する今後の動向は、セブンがどのように市場にアプローチするかにかかっており、その結果が業界全体に影響を与えることは間違いない。

最新の情報では、セブン銀行の買収計画が進行中であり、関連企業の株価にも影響を及ぼす可能性がある。これにより、取引先や投資家の関心が高まることが予測され、さらに注目を集める展開が期待される。