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ウクライナ、ロシア領内攻撃強化で米と協議 「慎重なから楽観」

2024-11-15

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[ニュース 13日 ロイター] - ウクライナのシビハ外相は13日、ロシア領内への長距離攻撃に関する米国との協議を行ったと明らかにし、慎重ながら楽観的な見通しを示した。

ウクライナは西側諸国に対し、ロシア領内の軍事施設への攻撃を強化するよう求めていると報じられている。北大西洋条約機構(NATO)加盟国との連携を深める方針であり、シビハ外相は「長距離攻撃やアジア・大西洋連携に関して協議した。われわれは慎重ながら楽観的だ」と述べた。

会談では軍事支援に関する話題も触れられ、「年内にウクライナに提供される支援について、時期、数量の明確な見通しがある。戦場での動きに基づいて戦略的に役立つ」と指摘された。また、支援には武器の調達や兵器生産に必要な資金も含まれることが報じられた。

この動きは、ロシアとの境界での緊張が高まる中、ウクライナの防衛能力を強化するための重要な一歩とされている。ウクライナは引き続き西側諸国からの支援を受けながら、ロシアに対抗するための戦略を模索している。今後の動向に注目が集まる。