世界
ウクライナ、米英製長距離ミサイル10発で南部攻撃=ロシア国防省
2024-12-19
著者: 陽斗
【19日 ロイター】 - ロシア国防省は19日、ウクライナが18日にロシア南部ロストフ州に向けて米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」6発と英国製の長距離地対地ミサイル「ストームシャドウ」4発を発射したと発表した。
全てのATACMSとストームシャドウが迎撃されたとした上で、ロシアは報復措置を講じると表明した。
ロシアのプーチン大統領は19日、毎年恒例の国民との直接対話で、ウクライナに対する攻撃で使用した新型の中距離弾道ミサイル「オレジャニク」にについて言及し、ウクライナで再度発射を計画し、西側諸国の防空システムが破壊できるかどうかを確認する意義があると説明した。
さらに、注目されるのはウクライナとの戦争が続く中で、ウクライナが西側の兵器に依存している状況だ。国防省によると、最近の攻撃に対する反撃として、ウクライナに対してより強力な攻撃が計画されているという。こうした中、北大西洋条約機構(NATO)はウクライナへの兵器供給を続けており、将来的な戦局にどのような影響を与えるかが懸念されている。関係者は、今後もウクライナとロシアの対立が激化する可能性が高いと見ている。