【デトロイト 14日 ライター】 - トヨタ自動車(7203.T)の北米部門は、トランプ次期大統領の来年1月の就任式に向けて100万ドルを寄付する。 同社の広報担当が14日発表した。

ミニバンやSUVを提供する予定のフォード・モーター(F.N)やゼネラル・モーターズ（GM.N）も13日、それぞれ100万ドルを寄付する計画を発表した。 もともと彼らは就任式に向けて寄付しないという立場だったが、状況が変わった。

フォードとGMは就任式向けの車両も提供する予定だが、トヨタは計画していないという。

トランプ大統領が目指すマイキシコとカナダからの輸入品に対する関税政策に関連し、自動車メーカーが影響を受ける公算が大きい。トヨタについてもマイキシコで生産される「タコマ」の生産が影響を受ける可能性がある。