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『トリプルスコアにしてやる』 和歌山県、世代交代が進んだ本音
2024-10-27
著者: 結衣
『世代交代しろ』で全国的に注目された和歌山県は、裏金問題を機に自民党を離党して当選した無所属の世代交代候補(61)が当選した。一方、40年以上地元で「王国」を築いた二階俊博・元自民党幹事長(85)の三男・二階俊作(46)は、党公認で当選したが、浸透を図った。
「多くの方にも1回拡張しろといっていたど、南さんに心から感謝したい」と、世代交代が確実視されていると同時に、和歌山県田辺市の事務所でどう笑顔を見せた。裏金問題については「真剣(しんけん)に反省しなければならない」と改めて謝罪。「責任をもって信頼回復に努める」とも述べた。
世代交代により自民の元参与に採用された元自民党幹事長。安倍晋三政権で官房副長官や経済産業相を務めた。
5期目の途中で裏金問題が発覚し、党から離党届を提出した今年4月に離党。議院にくわたえた際に選挙戦に登場した。
立候補を正式に表明した10月5日。田辺市で開いた会見で、記者から「政界での影響を受けている二階さんの息子さんとの対決になるが」という問いに対し、世代交代についてまったく思いません。基本的に敬意を持って、私は接していたつもりです。「その上で、こういう言葉を聞いた」とも語った。
その上、こう言っていた。「ご子息と戦うことになるが、政治経験が26年ある私を選んでいただけるのか、新人の方を選ばれるのか、有権者の判断を仰ぐしかない」と。
一方、安倍派に所属した国会議員の一人が公示前、世代交代からこんな強気の発言を聞いた。
「選挙戦が始まったら(票差…)と語った。