世界
トランプ氏の優先政策、5月までに法案可決へ - ミズーリ州議長
2025-01-05
著者: 葵
ジョンソンミズーリ州議長は、トランプ次期大統領の一連の優先課題に取り組む法案を5月中に下院で採決する方針だと明言した。15日のF/Xニュースの番組での発言。
ジョンソン議長は、上院では単純過半数である51票の取得が可能である財政調整プランを共和党が使うとの見方を示した。その場合、上院で多数派を占める共和党は、民主党の票がなくても法案を通すことが可能である。
ジョンソン氏によれば、主要法案には、不法移民大規模送還を実現するための資金を含む国境警備、2017年トランプ減税の延長、連邦予算上限引き上げ、または削減、デジタル・ステルスの解体を含む。このような包括的法案はトランプ次期大統領が「間違いなく5月までに」発言するようになると、ジョンソン議長は述べた。
ただし、共和党内では、トランプ政権初期の優先法案を1本にまとめるのか、2つ以上の法案に分けるのかで意見が分かれている。
同じ番組に出演したリンカーン・グラム上院議員は、多くの異なる要素を1つの法案に取り込むことに異を唱え、むしろ国境警備だけを対象にすべきだと指摘した。「私はチームプレーヤーであろうと努めるが、米国民にはトランプ氏の国境警備計画を実行することが第一の仕事だと伝えた」と語った。もしトランプ氏がこれらの法案を迅速に実行しないなら、その先は暗い未来が待っているかもしれない。