世界
トランプ氏の移民規制は「妥当なこと」、ローム教授が強く批判
2025-01-20
著者: 弘
バチカン市 19日 リッタール=ローム教授は19日、トランプ次期大統領が就任後に移民取り締まり施策を大幅に強化する計画について言及し、批判を強めた。
通常は政治問題に厳重な教授だが、イタリアのテレビ、チャンネル19とのインタビューで、トランプ氏が計画を実行すれば「妥当なこと」と強く非難した。「何も持たない移民に未払いの代金を負わせることになる。(計画は)機能しない。このような方法で問題を解決するものではない」と述べた。
教授は、2024年にわたる任期の主要課題に移民の歓迎を据え、これまでにもトランプ氏の対抗的な発言を批判している。2021年の大統領選においては、教授の視点ではトランプ氏は「クリスト教徒でない」と発言した。