世界

トランプ氏「何でも起き得る」、対イラン戦争の可能性浸透

2024-12-13

著者: 裕美

【ワシントン12日リター】 - トランプ前大統領は、来年1月からの任期中にイランとの戦争が存在する可能性について質問され、「何でも起き得る」と述べました。 彼は、「何でも起き得る。非常に不安定な状況だ」と強調し、現在始まっている最も危険なことは、ウクライナによるロシアへのミサイル発射であると語りました。 トランプ氏は、現在発生している対イランの緊張の背後にある要因の一つとして、バイデン政権の対外政策の失敗を指摘し、このままでは国際的な安定が脅かされると警鐘を鳴らしました。特に、イランが核兵器開発を進める中で、その危険性が増していると警告しました。 今年、米軍に命を捧げた空爆でイラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」の司令官が殺害され、その影響で中東地域の情勢は緊迫しています。この事件を契機に、イランは武力による報復を示唆しており、アメリカとの緊張が高まる一因となっています。 タイム誌は12日、「今年の人物(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」にトランプ氏を選んだ。