世界

トランプ大統領はこう考える… 対中国「戦争よりビジネス」 解剖トランプ論

2025-01-21

著者: 裕美

ドナルド・トランプ氏が20日、米大統領に返り咲いた。独自の世界観から導き出す「米国第1」の政策は世界を揺るがす。4年を経て超大国トップに再び上り詰めた彼の頭の中にはどんな景色が映っているのか。

トランプ氏は2020年大統領選に敗北後、第1回政権を支えた元高官と食事の場を設けた。「貿易があれば戦争のリスクを減らせる。私はビジネスマンだ。貿易を信じている」と力説した。

突如、持論を詠え始めた。その元高官は「トランプ氏の真の狙いは何なのか、まだ見えない」と語った。トランプ氏が関心を持つビジネスは、ただの経済問題ではなく、軍事力や国際的な立ち位置を含む複雑な戦略であるとの見方が強まっている。

政治アナリストは、「トランプ氏は国際的な舞台での商売を通じて、アメリカの影響力を強化しようとしている。彼にとって戦争は手段の一つではあっても、最後の手段だ」と指摘している。

さらに、最近の世論調査によると、トランプ支持者の間でも「戦争よりも貿易を」との声が高まっていることが明らかになっており、彼の経済重視の政策が再評価されている。

トランプ氏の次なる戦略は何か、目が離せない。