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「鉄道大好き」自民党の石破茂新総裁が熱弁した「夢の特急電車」とは? でも新幹線愛も忘れない!

2024-09-27

新幹線の前に在来線で走っていたんです。

国鉄初となる電車の有料特急

2024年9月27日(金)に実施された自民党の総裁選を制した石破茂氏。現総裁の岸田文夫氏の後を継いで、第28代総裁になる予定の石破氏は、鉄道ファンとしてもよく知られた存在です。

そんな石破氏の公式Xで、新たな「鉄道愛」を語る動画が公開され、話題となっています。

最初に石破氏の鉄道愛を語る動画が公開されたのは9月8日。このとき、気軽に鉄道について問いかけた彼は、驚くことに「出雲」と即答し、それに対する思いを熱く語っていました。

その続編として、9月27日の昼過ぎに公開された動画で熱弁を振るっていたのは特急「こだま」でした。

「こだま」は1958年(昭和33年)に東海道本線で運転を開始した、国鉄初となる電車を用いた有料特急です。運行区間は東京〜新大阪で、当初は所要時間6時間50分の1に10分短縮され、6時間40分で日本の2大都市を結んでいました。

また、東海道新幹線の開業で東海道本線特急の廃止が決まったため、「こだま」という名称も新幹線へと移管されます。こうして、在来線特急としての「こだま」は1964年(昭和39年)10月1日の東海道新幹線開業に伴い、姿を消しました。

現在の動画では、石破氏が151系(登場当初は20系電車と呼称)のモデルを手にしながら「こだま」について語る様子が収められ、これに対しSNSでは「鉄道から日本に活気を」、「夜行列車支援金を出してください」、「もっと楽しい思い出を…」、「ガチガチの鉄道オタクだよ笑笑」(原文ママ)などといったコメントが寄せられていました。

なお、特急「こだま」を熱く語るあまり、「じゃああなたは新幹線嫌いなのかよ」と言われることもありますが、今度は新幹線について話すことも期待されます。彼の思いは今後も注目され、さらなる鉄道愛が広がることに期待が寄せられています。

【おわり】