健康

LA地区で今年初、西ナイルウイルスへの感染で死亡者 スタンフォードら報告 (9/27)

2024-09-27

【ロサンゼルス27日】ロサンゼルス公衆衛生局は26日、西ナイルウイルスへの感染が原因でサンファンの住民が死亡したと発表した。同ウイルスによる死亡者は今年初めてとなる。同局は6月から11月にかけて特に注意を呼びかけている。

この人は入院中だったが、ウイルスの重症例により死亡した。特に、西ナイルウイルスによる感染者は今年に入って14人が確認されている。

同地区のデータによると、2011年から2013年の5年間で、ロサンゼルス地区では320人の西ナイルウイルス感染者のうち17人が死亡している。感染者数と死亡者数が最も多かったのは2012年で、93人の感染者が報告され、そのうち7人が死亡した。

この病気は、西ナイルウイルスに感染した蚊によって感染し、主な症状には発熱、体の痛み、頭痛、下痢、嘔吐などがある。特に50歳以上の高齢者や持病のある人は注意が必要である。公衆衛生局のデータによると、昨年ロサンゼルス地区では3人が西ナイルウイルス・ウイルスによる死亡が確認され、合計70人の感染者が報告された。2012年には64人の感染者が報告され、その中で1人が死亡した。

西ナイルウイルス対策センターによると、9月24日時点で、全米で748件の西ナイルウイルス感染者が確認されている。同センターは、場所や時間に応じた蚊駆除スプレーの使用や長袖のシャツやズボンを着用することなど、蚊が発生する可能性のあるバードバスなどの静水プールを取り除くなどの対策を講じている。