健康

体調不良時は「市場薬で症状見」!4割で市場薬は成分・効果や価格を重視!発熱で仕事を休む環境線は37.5℃以上が最も多く、若年層の比率がやや高め

2025-01-28

著者: 愛子

株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購入行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員3,014人に「風邪・発熱に関する調査」を実施しました。

インフルエンザが猛威を振るう中、風邪やインフルエンザによる体調不良を予防するために行っている対策や、発熱時の暇の過ごし方について調査を行いました。

調査サマリー

体調不良で最初に感じる症状は「喉の痛みや違和感」が最も多く7割超え、次いで「倦怠感」と「鼻の不調」と続く。

「体調が悪くなる時に最初に感じる症状」を調査した結果、「喉の痛みや違和感」が71.8%で最も多く、次いで「体のだるさ(倦怠感)」が40.7%、「鼻水や鼻詰まり」が36.9%でした。年代別で見ると「喉の痛みや違和感」が40代以上で顕著に高く、20代以下で低い傾向にあります。

体調不良時は「市場薬を服用し症状を見る」が最も多い!すぐ「医師の診断を受ける」は年代間で差

「体調不良時に気になる『症状を見る』」が最も多く45.8%でした。また、次に多かったのは「早めに医師の診断を受ける」が21.1%、続いて「すぐに薬を服用する」が18.9%という結果でした。年代別で見ると、26%の35歳以上が「早めに医師の診断を受ける」と回答しており、年代が上がるにつれて「医師に診てもらう」の割合が高まっていることが分かります。

発熱で仕事を休むことを考えるのは37.5℃以上が4割!

現在の就業状態を確認し、就業中(パートやアルバイトも含む)と回答した2,253人を対象に「発熱時、どの程度の体温で仕事を休むことを考えるか」を調査した結果、最も多かったのは「37.5℃以上」で37.9%、次いで「38.0℃以上」が31.8%でした。年代別に見ると、20代以下では60%以上が「37.5℃以上」を回答しており、中高年層では80%以上が「38.0℃以上」と答えています。

体調不良の予防策は「手洗い&うがい」と「マスク着用」でトップ2!予防意識は女性より男性が高い

「風邪やインフルエンザを防ぐための予防策」を調査した結果、最も多かったのは「手洗い&うがい」で80.5%、次に「マスクを着用する」が77.2%という結果でした。これらの結果から、特に女性は手洗いやうがいの意識が男性よりも高いと見られます。また、具体的な予防策の中で「喉を保湿する」という項目も人気を集めています。

風邪やインフルエンザへの予防意識は例年よりも高まっている可能性が示されています。特に近年、発熱時の迅速な対策が求められる中で、市場薬の具体的な利用法や、使用時の成分・効果などを重視する傾向が見受けられます。規則正しい生活や、十分な睡眠を確保し、体調管理に努めることが、健康に過ごす上で重要であるといえるでしょう。