米Teslaの日本法人Tesla Japanは10月24日、同社の家庭用蓄電池「Powerwall」を家庭電力販売店「ヤマダ電機」で販売することを発表した。全国のヤマダ電機の店舗で販売される。

このPowerwallは、13.5kWhの蓄電容量を持ち、出力は5kWで、4人家族が消費する電力を約1日分蓄電可能だ。エアコンやIH調理器など200Vの機器も利用できる。

太陽光発電のシステムと組み合わせることで、日中に発電した電力を夜間に利用することもできる。また、バックアップ電源としても使用でき、停電時には自動的にPowerwallからの電力供給に切り替わる。

サイズは753（幅）×147（奥行き）×（高さ）1150mmで、壁掛けでの設置も可能。専用のアプリで遠隔操作やモニタリングもできる。

価格は導入工事費込みで208万円7800円となっている。最近の電力不足や価格の高騰を背景に、家庭用蓄電池の需要が急増しており、購入を検討する家庭が続出している。今後、電力供給の安定化や環境意識の高まりから、一層の普及が期待される。