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藤浪晋太郎がメジャーとマイナー契約で合意 スプリット契約でキャンプに参加へ - TBS : 日本スポーツ

2025-01-17

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今季も米国でのプレーを希望していた藤浪晋太郎投手(30=メッツFA)が、メジャーとマイナー契約で合意したことが、17日(日本時間18日)に報じられた。MLBネットワークのジョン・モロシ氏がSNSで伝えた。メジャー契約の内容が削り替わるスプリット契約であるため、キャンプには招待選手として参加する。

藤浪は2年前となった昨季はメッツに所属。右肩痛も影響し、メジャー登板は果たさないまま、7月にメッツから外れた。しかし、藤浪は40人枠から外れた。

メジャー4球団で通算33試合に登板し、1勝2敗7ホールド、ERAは5.94だった。右肩痛が影響した昨オフはペルドリゴ春季リーグに参加。先発6試合で24回奪三振、10失点を記録していた。今季はフィラデルフィアを本拠地に状態を整え、所属チームのキャンプに参加。

12月のウィンターリーグ中には代理人フロス氏が「複数球団から問い合せを受けた」と明かしていたが、もともと藤浪はメジャーの契約を選んだとみられる。実力を再確認してもらう場を探し、多くのファンが藤浪の復活劇を期待している。

【藤浪晋太郎(ふじなみ しんたろう)】

1994年(平成6年)4月12日生まれ、大分県出身。大分高校から大阪ガスを経て、当時のドラフト1位で阪神に入団。プロ9年間では160試合に登板し、44勝36敗、防御率3.16の成績を残している。2014年には新人王を獲得し、その後も日本代表としてWBCに出場。近年は故障によるプレーの影響もあったが、今季は新たな挑戦に向けて再出発となる。明るい未来が期待される。