ティル・ヘルナンデスが「契約すべき」突然の"意気込み深投擲"…感謝の思いにLAファン
2024-11-12
著者: 蒼太
99打点は大谷に次ぐチーム2位…QO提示されるも拒否が濃厚か
“感謝投擲”が反響を呼んでいる。ドジャースからFAとなっているティル・ヘルナンデスが11日(日本時間12日)、自身のインスタグラムを更新し、「皆の応援がスタジアムの隅々まで感じられたよ」とファンへの感謝の気持ちを綴った。これにLAファンからも「私たちはテオを愛している」と残留を望む声が殺到した。
ティル・ヘルナンデスは昨オフに1年2350万ドル(約36億円)で加入し、今季は154試合に出場し打率.272、33本塁打、99打点をマークした。打点数は大谷翔平に次ぐチーム2位。勝負強い打撃で何度もチームを救い、地区シリーズでは打率.333、2本塁打、OPS1.067を記録し、ワールドシリーズでも打率.350、OPS.931の活躍で世界一に貢献した。
レッドソックスから移籍以来、ヘルナンデスが残留を熱望していたことが明らかになった。チームからは残留申請となる1年2105万ドル(約33億円)のコリファイン・オファー(QO)が提示され、再契約についても触れられている。ただ一度は拒否されることが考えられ、優勝パレードでは「テオと契約して!」の大合唱が起き、フロントに交渉することを明言しているものの、今後も動向が注目される。
この日、ティル・ヘルナンデスは自身のインスタグラムを更新し、「なんと1年だったんだ!このシーズンを通じて、ファンの皆さんの存在が、僕たち選手の活力になっていることを感じました。皆のエネルギーと情熱がスタジアムの隅々まで伝わってきたよ」と感謝の気持ちを綴り、今季の名場面に投げかける動画も投稿した。
感動的なポストにはLAファンから「私たちを世界一に導いてくれた彼を抱きしめたい!」などのコメントが寄せられ、盛り上がりを見せている。「僕たちが再びチャンピオンひとチームになるためには、キミが必要だよ!」など、彼の残留を願う声が多く、チームでの活躍を期待するファンたちの思いが強く感じられた。
その背景には、ヘルナンデス自身が自身の素晴らしいパフォーマンスだけでなく、仲間との絆を深め、チームを一つにする力を持っている彼の存在が大きい。来年も彼がDodgersのユニフォームを着る姿が見られることに期待大だ。