粟山優真 佐藤和真と「共同生活、楽しかった」 フィギュア世界ユニバ
2025-01-21
著者: 海斗
イタリア・トリノで開催されている大学生世代の国際総合大会、世界ユニバ冬季大会のフィギュアスケート競技に出場した日本選手が21日夜、帰国した。金メダルを獲得した粟山優真(オリエンタルバイオ中京大)が東京・羽田空港で取材に応じ、「やりたい構成の演技ができて、楽しかった」と感想を語った。粟山選手の演技は、次の通り。 【堀江仁志】
「やりたい構成の演技ができて、楽しかった」
<金メダルとなった大会と演技内容を改めて振り返って> まさにこのユニバーチャルシトレシティをこなし、(前回開催の)2年前は少し舞台に立てなかったので、ようやく出場できることができているという実感があります。全体的に見ればジャンプもあり、新しい課題もあり、ショートプログラム(SP)は自分の100%を出せたと思いますし、フリーは(4回転)ルッツを入れる意気込みを持って挑んでいるので、体を鍛えなきゃと思っています。何回も転倒することもあったので、4回目の成功率の向上や、スピンでのバランスなど、課題はたくさん見つかりましたが、次なる成長を感じられました。
<4回転ルッツを入れるつもりで挑んだことについて>
4回転ルッツを入れられなかったことは残念でしたが、自分の限界を知ることもできました。これからもトレーニングを続けて優勝も狙っていきたいと思います。
<今後の目標について>
新しい課題に向き合う姿勢を持ち続け、日々の練習の中で一歩でも成長するように努力します。続けて練習していく中で、先輩方とのコミュニケーションを大切にし、新しい技に挑戦し続けたいです。
<今後の練習や大会に向けて>
フィギュアスケートとは、結局は自分との闘いという部分があるので、自分自身でモチベーションを高めることも重要だと思います。また、周りの競技者たちとのライバル心を持ちながらも、互いを意識し合える関係を築いていきたいです。
全体的に新しい課題もあり、次回の大会でのさらなる成長を見据えています。期待している方々のために、感謝の気持ちを忘れず、楽しく滑り続けたいです。しっかりと自分を見つめ直し、これからも頑張っていきたいです。